詩投稿欄

第20期~23期(2021.1~2021.12)選者紹介

  • 片岡直子(かたおか・なおこ)

    1961年入間市生まれ。14歳から詩を描く。第一詩集『産後思春期症候群』(書肆山田)にて第46H氏賞受賞。詩集『素敵なともだち』『なにしてても』(以上書肆山田)『曖昧母音』『晩熟』(以上思潮社)、エッセイ集『おひさまのかぞえかた』(書肆山田)『ことしのなつやすみ』(港の人)、アンソロジーに『地上の歌声』(思潮社)『新しい風』(書肆青樹社)など、朗読CD『かんじゃうからね』(すてきなはんすう社)。他に、小説を4作、書評を16年間、詩やエッセイの講座を20年間担当しました。

    抱負

    私が詩だと思うもの…を、私が描けているか…というと必ずしもそうではないかも知れません。皆さんの、詩だと思うもの…を、最初は、広い空間で、最終段階では、じっと耳を澄ませて受け止め、解き放ち、お返ししてゆけたら……と思います。今、私も必要としている詩に遭遇する機会になりましたら幸いです。

  • 上手宰(かみて・おさむ)

    1948年東京都生まれ。千葉大学文理学部哲学科卒。千葉市在住。
    詩集に『空もまたひとつの部屋』(1975年・青磁社)、『星の火事』(1979年・版木舎、壺井繁治賞)、
    『追伸』(1988年・青磁社)、『夢の続き』(2004年・ジャンクション・ハーベスト)、
    『香る日』(2013年・ジャンクション・ハーベスト)、
    『しおり紐のしまい方』(2018年・版木舎、三好達治賞)。
    選詩集『上手宰詩集』(新・日本現代詩文庫56・土曜美術社出版販売)。同人誌『冊』編集人。詩人会議会員。

    抱負

    詩は愛されるためにこの世にやってくるので、立派さ、正しさ、博識などを基準にはしない予定です。
    愛さずにはいられない作品をお待ちしています。

  • 福田拓也(ふくだ・たくや)

    1963年東京生まれ。第32回現代詩手帖賞受賞。フランス20世紀の詩人ポール・エリュアールを研究、パリ大学博士。東洋大学法学部教授。前三田文学編集長(2016年春号~2017年冬号)。詩集に『砂地』(1998年、私家)、『死亡者』(1998年、七月堂)、『言語の子供たち』(1999年、七月堂)、『砂の歌』(2005年、思潮社)、『まだ言葉のない朝』(2014年、思潮社)、『倭人伝断片』(2017年、)思潮社)、『惑星のハウスダスト』(2018年、水声社)(以上二冊で歴程賞受賞)、評論に『尾形亀之助の詩』(2013年、思潮社)、『小林秀雄、骨と死骸の歌』(2015年、水声社)、『日本の起源』(2017年、水声社)、『エリュアールの自動記述』(2018年、水声社)などがある。詩誌「歴程」所属。歴程賞・歴程新鋭賞選考委員。

    抱負

    詩を作品として作り上げるという考えをまず捨てて下さい。まず書き始める、そうすると書く前には思いつきもしなかった言葉や発想が現われる、そのような発見、あるいは出来事との遭遇の過程が書かれたものが詩ではないでしょうか。詩についての様々な知識や先入見があって書き始めるわけですが、書く過程でそのようなものを裏切る形で予想もしていなかった何かが現われる、そのような経験の書かれたものであれば、作品としてまとまっていなくても詩であると考えます。わけのわからない、得体の知れないテクストの届けられるのを待っています!



第16期~19期(2020.1~2020.12)選者紹介

  • 松尾真由美(まつお・まゆみ)

    1961年北海道生まれ。詩集に『燭花』(思潮社)。『密約―オブリガート』(思潮社)第52回H氏賞。『揺籃期―メッザ・ヴォーチェ』(思潮社)。『彩管譜―コンチェルティーノ』(思潮社)。『睡濫』(思潮社)。『不完全協和音consonanza inperfetto』(思潮社)。『雪のきらめき、火花の湿度、消えゆく蕊のはるかな記憶を』(思潮社)。BOX詩集個展用パンフレット詩集『装飾期、箱の中のひろやかな物語を』(ギャラリーオキュルスにて個展)。現代詩文庫『松尾真由美詩集』(思潮社)。詩集『花章―ディヴェルティメント』(思潮社)。詩集『雫たちのパヴァーヌ』(アジア文化社)。アンソロジーに『現代詩最前線』(北溟社)。『小野十三郎を読む』(思潮社)。『短篇集 夜』(驢馬出版)。『ふるさと文学さんぽ 北海道』(大和書房)。北海道新聞文学賞詩部門選考委員・文芸思潮現代詩賞選考委員。

    抱負

    詩を書くことでの発見を楽しんでください。多種多様な作品に出会えることを期待しております。

  • 柴田三吉(しばた・さんきち)

    1952年東京都生まれ。20代の半ばに詩と出会い、現在に至っています。詩集に『さかさの木』(壺井繁治賞・日本詩人クラブ新人賞)、『わたしを調律する』(地球賞)、『角度』(日本詩人クラブ賞)、『旅の文法』(小熊秀雄賞)ほか。小説に『柴田三吉小説Ⅰ』、『柴田三吉小説Ⅱ』、『影踏み』。以上、ジャンクションハーベスト刊。「ジャンクション」「冊」同人。「詩人会議」「いのちの籠」会員。

    抱負

    一年間よろしくお願いいたします。現代詩は衰弱していると言われて久しいですが、私はそのように考えたことはありません。いつの時代も優れた詩は書かれてきましたし、現在も書かれています。南米の作家、ガルシア・マルケスは「詩こそが、人間が存在することの唯一の具体的な証拠である」と語りました。人間の心からポエジーの火が消えたとしたら、世界もまた存在する理由を失う、ということでしょう。そんな思いを共有する新しい書き手の登場を待っています(年齢は関係ありません)。さらにその作品が、時代と他者を包摂したものであることを願っています。

  • 浜田 優(はまだ・まさる)

    1963年東京都生まれ。上智大学経済学部経済学科卒。詩集に『同意にひるがえる炎』(1996年、思潮社)『天翳』(2001年、水声社)『ある街の観察』(2006年、思潮社、歴程新鋭賞)『生きる秘密』(2012年、思潮社)『哀歌とバラッド』(2017年、思潮社、丸山薫賞)。エッセイ集に『流れる山の情景』(2009年、山と溪谷社)。「歴程」「カナリス」同人。

    抱負

    あなたの詩の大胆さと確信を期待しています。


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