戦後詩史年表3-1990-2000
戦後詩史年表 ③1990〜2000
作成:小海永二 深澤忠孝 葵生川 玲
『資料・現代の詩2010』から「年・月」、「詩集・訳詩集」、「詩論・エッセイ・研究」の部分をHPに転載。
1990年(平成2年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
長田弘=物語(沖積舎) |
□現代詩手帖30周年記念号・現代日本詩集(現代詩手帖) |
2 |
井原秀治=黒い言語学(思潮社) |
□エリック・サティ(現代詩手帖) |
3 |
深尾静栄=どこかで晴れ(エディション・カイエ) |
□詩に定型は必要か(現代詩手帖) |
4 |
平国昭人=濁酒の唄(けやき書房) |
□島崎藤村の再検討(至文堂、国文学解釈と鑑賞) |
5 |
平居謙=行け行けタクティス(白地社) |
□パウル・ツェランを読む(現代詩手帖) |
6 |
池田瑛子・川上明日夫・砂川公子・松原敏=駟(能登印刷出版部)〔詩画集〕 |
□戦後詩、その歴史的現在(現代詩手帖)〔創刊30周年記念〕 |
7 |
大石規子=おとなのわらべうた(花神社) |
□現代詩の技法(詩と思想)
|
8 |
相澤啓三=そして音楽の船に(新書館) |
□現代詩の前線(現代詩手帖) |
9 |
岡田恵美子=焰の唄(地球社) |
□いま、詩は(学燈社 国文学) |
10 |
井上靖=星闌干(集英社) |
□世界の詩はいま――90年代の光と影(現代詩手帖) |
11 |
相沢正一郎=リチャード・プロティガンの台所(書肆山田) |
□北園克衛――記号とフォルム(現代詩手帖) |
12 |
宗昇=くにざかいの歌(詩学社) |
□「歴史」の発見――詩への通路として(詩学) |
1991年(平成3年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
白川淑=女紋の井戸(地球社) |
岡田雅勝=小熊秀雄(清水書院) |
2 |
伊勢田史郎=熊野詩集(詩画工房) |
□同人詩誌最前線(現代詩手帖) |
3 |
村瀬節子=羽化するように(こだま詩社) |
□瀧口修造・新解読(現代詩手帖) |
4 |
岩田まり=大地より(コスモ・テン・パブリケーション) |
□トランスモダンへの試み(現代詩手帖) |
5 |
渡辺信二=不実な言葉/まことの言葉(書肆山田) |
乙骨明夫=現代詩人群像――民衆詩派とその周辺(笠間書院) |
6 |
小川琢士=遠雷(「の」の会) |
□エドモンド・ジャベス(現代詩手帖) |
7 |
飯島和子=昔ばなし(花神社) |
□詩になにができるか(現代詩手帖) |
8 |
江島その美=水の残像(土曜美術社) |
赤塚行雄=「新体詩抄」前後(学芸書林) |
9 |
下村和子=鄙道(編集工房ノア) |
□女性詩最前線(現代詩手帖) |
10 |
鈴木正和=Y村寒明けまでの数日(龍詩社) |
□南島――異化とアルケオロジー(現代詩手帖) |
11 |
瀬谷耕作=脱いでいく(土曜美術社) |
□アメリカ現代詩(現代詩手帖) |
12 |
幸田和俊=蝶の谷(土曜美術社) |
□凝視と洞察――リアリズムのもたらすもの(詩学) |
1992年(平成4年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
比留間一成=閉ざされた野の唄(土曜美術社) |
□ツェラン(ユリイカ) |
2 |
安東次男=花筧(思潮社)
|
□ブローディガンを読む(現代詩手帖) |
3 |
米田栄作=デルタ曼羅(木精社出版) |
□詩と詩法のアポリア(現代詩手帖) |
4 |
貞松瑩子=黄のバリエーション(青い花社)
|
□短詩型のゆくえ(現代詩手帖) |
5 |
甲田四郎=九十九菓子店の夫婦(ワニ・プロダクション) |
□寺山修司のポエムワーク(現代詩手帖) |
6 |
吉増剛造=八月の夕暮、一角獣よ(沖積舎) |
□大野一雄と身体言語(現代詩手帖) |
7 |
鈴木亨=歳月(花神社) |
□詩と死(詩学) |
8 |
安西均=銃と刃物(花神社)〔選詩集〕 |
□夭折のミトロジー(現代詩手帖) |
9 |
平田好輝=ひと夏だけではなく(横浜詩人会) |
□大正神秘主義の詩的世界(現代詩手帖) |
10 |
以倉紘平=地球の水辺(湯川書房)〔H氏賞〕 |
□ジュリアン・グラック(現代詩手帖) |
11 |
北岡淳子=生姜湯(書肆青樹社) |
□詩の記号論・言語論(現代詩手帖)
|
12 |
小川英晴=創生記(舷燈社) |
□ディテールの技(詩学) 木村孝子=暮れ残る空(点々洞) 嶋岡晨=復讐の文学――萩原朔太郎研究(武蔵野書院) 高良留美子= モダニズム・アジア・戦後詩(お茶の水書房) 東大寺乱=美学大全(沖積舎) ペッパーランド編=母系の女たちへ(現代企画室) |
1993年(平成5年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
寺田弘=手首の秋(宝文館出版) |
□シンポジウム・ランボー――刺客者の時(すばる) |
2 |
國井克彦=夢(ミッドナイト・プレス) |
□戦後詩と死(現代詩手帖) |
3 |
加瀬昭=森のなか(横浜詩人会) |
□戦後詩以前・戦後詩以後(現代詩手帖) |
4 |
石原武=ウェーハスの唇(横浜詩人会) |
□桜の詩学(現代詩手帖) |
5 |
菊田守=小動物詩集(本多企画) |
□いま、詩とは何か(現代詩手帖) |
6 |
高橋渡=見据える人(本多企画) |
□ボール・オースター(現代詩手帖) |
7 |
よしかわつねこ=片道書簡(花神社) |
□いま、谷川俊太郎を読む(現代 |
8 |
桐野かほる=籠城(潮流出版社) |
□人間と詩(詩学) |
9 |
伊藤章=善良詩人古歌盗用集(風琳堂) |
□シェイクスピアの言葉(現代詩手帖) |
10 |
江島その美=モケレ・ムベンベ(書肆青樹社) |
□いま、散文詩の時代(現代詩手帖) |
11 |
安西均=指を洗ふ(花神社) |
□歩行と思考――文化への視点(現代詩手帖) |
12 |
尾世川正明=誕生日の贈物(土曜美術社出版販売) |
□詩に現れた共生(詩学) |
1994年(平成6年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
大塚欽一=非在の館(思潮社) |
□詩と凝視(詩学) |
2 |
有働薫=ウラン体操(ふらんす堂) |
□西脇順三郎読み直し(現代詩手帖) |
3 |
秋山公哉=夜の高速道路(地球社) |
□魂と詩(詩学) |
4 |
秋園隆=疵の花(しある社) |
色川大吉=北村透谷(東京大学出版会) |
5 |
大島ミトリ=わたしの時間(土曜美術社出版販売) |
□現代詩と現代詩以後(現代詩手帖) |
6 |
菊地貞三=いつものように(花神社) |
城戸朱理=詩人の夏――西脇順三郎と伊東静雄(矢立出版) |
7 |
山路豊子=猫の午睡(地球社) |
□詩という激しさ(詩学) |
8 |
上林猷夫=鳥の歌(砂子屋書房) |
□大岡信――詩と知のダイナミズム(国文学) 夏目典子= パリ近郊芸術家の館(婦人画報社) 畠中哲夫=清瀬村(花神社) 西脇順三郎を偲ぶ会編=幻影の人 西脇順三郎を語る(恒文社) |
9 |
辻元佳史=僕が港に残ったわけ(潮流出版社) |
□抒情詩のありか――「四季」派読みなおし(現代詩手帖) |
10 |
田中国男=お母さん(行路社) |
□いま、アンドレ・ブルトン(現代詩手帖) |
11 |
中原道夫=腫瘍(芳芬社) |
井手正隆=イタリヤの二人の詩人(あざみ書房) |
12 |
飯島和子=汽車のけむり(編集工房ノア) |
□宮沢賢治(ユリイカ臨時増刊) |
1995年(平成7年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
小川アンナ=晩夏光幻視(文京書房) |
井坂洋子=〈詩〉の誘惑(丸善) |
2 |
かべ るみ=十姉妹(ふらんす堂) |
□吉岡実再読 野村喜和夫・城戸朱理プラスゲスト1人による「討議戦後詩」(現代詩手帖)〔11月迄10回〕 |
3 |
明石裸人=地下茎抄(花神社) |
□生誕百年・金子光晴を読む(現代詩手帖) |
4 |
池田瑛子=思惟の稜線(能登印刷出版部) |
□田村隆一・谷川雁・永瀬清子(現代詩手帖) |
5 |
梅崎義晴=桜峠伝説(自家版) |
□「櫂」の功罪(現代詩手帖) |
6 |
青山かつ子=さよなら三角(地球社) |
□「境界」を読む――ことばが生成する場所(現代詩手帖) |
7 |
綱谷厚子=水語り(思潮社) |
□視覚のディスクール(現代詩手帖) |
8 |
只松千恵子=漂えど沈まず(慧虹社)
|
□現代詩の前線(現代詩手帖) |
9 |
古志秋彦=数学科学生(舷燈社) |
□文字と思考(現代詩手帖) |
10 |
青柳容子=花明り(書肆青樹社) |
□ことばは闇をどう描くか(現代詩手帖) |
11 |
福田万里子=柿若葉のころ(土曜美術社出版販売) |
□辻仁成(現代詩手帖) |
12 |
河本佐恵子=手紙はわたしを運べない |
永原道孝=WORD WARS ――言語は戦争する(沖積舎) 伊丹公子=地球の絵葉書(春陽堂) |
1996年(平成8年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
山岸哲夫=賑やかな植木(潮流出版社) |
□特集・宮澤賢治(文学) |
2 |
相川祐一=タレー(猩亭工房) |
□詩はニヒリズムに抗う(現代詩手帖) |
3 |
沢田和子=夢歳月(土曜美術社出版販売) |
□ゲーリー・スナイダー(現代詩手帖) |
4 |
明石長谷雄=白い靴(思潮社) |
□現代詩の新しい波(現代詩手帖) |
5 |
豊岡史朗=サラマンカのオリーヴ(火箭の会) |
□空間のドラマツルギー・詩の外出(現代詩手帖) |
6 |
江口節=留めていく(鳥語社) |
□フェルナンド・ペアソ 異名者たちの海(現代詩手帖) |
7 |
小西たか子=珈琲館(書肆季節社) |
□翻訳の詩学(現代詩手帖) |
8 |
麻生直子=奥尻島断章(潮流出版社) |
□特集・現代詩(群像)
|
9 |
岡田幸文=散乱するものの再生(ミッドナイト・プレス) |
□批評の詩学(現代詩手帖) |
10 |
岸田美智子=彼等がもう一本のタバコに火をつける時(銅林社) |
□宮沢賢治――時間空間の風景(現代詩手帖) |
11 |
松島雅子=空のアナウンス(詩学社) |
□宮沢賢治――国境・戦争・宗教 |
12 |
小高うた子=冬の渚(花神社) |
中寒二=大晦日の雪(表現派詩社) |
1997年(平成9年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
一色真理=元型(土曜美術社出版販売) |
飯島耕一・『虚栗』の時代(詩学) 〔’ 98・2まで13回〕 岡田武雄=ひろっぱ詩談(梓書院) 塩原経央=赤ペン記者の気になる言葉の雑学(リバティ書房) 野村喜和夫・城戸朱理=討議戦後詩――詩のルネッサンスヘ(思潮社) |
2 |
青柳晶子=月に生える木(土曜美術社出版販売) |
□読むことの再定位 身体・記憶・ことば(現代詩手帖) 鈴木敏幸= フォルモサの島より(土曜美術社出版販売) 鈴木茂夫編=批評の視座――村田正夫論集成(潮流出版社) 東京伝吉=幻の田んぼ紀行――さまよい歩き風景抄(自家版) |
3 |
太田隆夫=水影についての覚書(自家版) |
□女――性のエクリチュール(現代詩手帖) |
4 |
荒木忠男=黄まだらのメモリー(みもざ書房) |
□現代詩の新視点(現代詩手帖) |
5 |
小松郁子=消える村(思潮社) |
□境界のエクリチュール 亡命・記憶・他者(現代詩手帖) |
6 |
川井豊子=朔太郎の耳(思潮社) |
飯島耕一=日本のベル・エポック |
7 |
花木圭司=見えない飛行機(ぱぴるす) |
□現代詩の前線(現代詩手帖) |
8 |
杉谷昭人=耕す人びと(鉱脈社)〔宮崎の地名シリーズ完〕 |
□ヴィクトル・セガレン(現代詩手帖) |
9 |
江島その美=天窓(土曜美術社出版販売) |
□ネイション・言語・ポエジー(現代詩手帖) |
10 |
中原道夫=傘のないぼくに(詩画工房) |
□小特集・渋沢孝輔・小池昌代(現代詩手帖) |
11 |
相沢史郎=夷歌(オノ企画) |
□ウィリアム・バロウズ(現代詩手帖) |
12 |
呉美代=海は揺れないではいられない |
菊地勝彦= 晩翠・省吾・亀之助 |
1998年(平成10年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
綾部清隆=原野暮色(北海詩人社) |
三木卓・わが青春の詩人たち(図書)〔連載開始〕 |
2 |
菊地貞三=雛罌粟のように(花神社) |
□世紀末「現代詩」のアポリア |
3 |
保浦正幸=城が燃えた日(樹海社) |
□現代詩の臨界点(現代詩手帖) |
4 |
星野元一=日曜日のピノキオ(武蔵野書房) |
□現代詩と声・朗読と詩作をめぐって(現代詩手帖) |
5 |
岩成達也=「鳥・風・月・花」抄(思潮社) |
□日本〈近代〉音楽の発生 唱歌/童謡/軍歌(現代詩手帖) |
6 | 大井康暢=沈黙(思潮社) 森雪之丞=近未来詩集(思潮社) 黒川洋=詩人が唄うとき猫のらが欠伸する(皓星社) 大掛史子=丘の教会(東京文芸館) 江知柿美=歯が痛む夜(書肆山田) 岡田剛=金髪の女(書肆山田) 小林久美子=ビラクル(砂子屋書房) 富沢智=水辺の机(砂子屋書房) 鈴木東海子=黒兎の家(思潮社) 宗左近=螢の歌(思潮社) 篠原資明=桃数寄(七月堂) 哀沢右京=呪胎告知(自家版) 財部鳥子=鳥有の人(思潮社) |
□現代詩のキーワード(現代詩手帖) |
7 |
空木春生=青葡萄(自家版) |
□パゾリーニ 詩・映画・政治(現代詩手帖) |
8 |
長津功三良=頭蓋の中の廃墟(セコイア社) |
井田康子=高村光太郎の詩(和泉書院) |
9 |
飯島和子=かなしいへっつい(月刊ヴォクス出版部) |
□エズラ・パウンド(現代詩手帖) |
10 |
木津川昭夫=竹の異界(砂子屋書房) |
□田村隆一から田村隆一へ(現代詩手帖) □家族の行方(詩学) 岩本晃代 = 蔵原伸二郎研究(双文 社出版) 市川速男 = 木下夕爾ノート(講談 社出版サービスセンター) 渋谷玲宏 = 時代の証言(視点社) 北村太郎 = 樹上の猫(港の人) 武子和幸 = イェイツの影の下に (国文社) 佐藤通雅 = 詩人まど・みちお(北 冬社) 中村不二夫 = 現代詩展望 1994 〜 97 (詩画工房) 田川紀久雄 = 詩語り現場報告(漉林書房) 季村敏夫 = 生者と死者のほとり (人文書院) 宮城松隆 = 日常と幻視(潮流出版社) 和田英子 = 風の如き人への手紙 (編集工房ノア) |
11 |
片岡直子=素敵なともだち(書肆山田) |
□詩のないところに響くことば(現代詩手帖) |
12 |
清岳こう=天南星の食卓から(土曜美術社出版販売) |
岡本勝人・「石原吉郎――北の海への交響曲」(詩学)連載開始〜’ 9 9・2 |
1999年(平成11年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 | 瀬戸正昭=音楽(林檎屋) 田中勲=夜の蜃気楼(思潮社) 本間淳子=アーバン・アンモナイト(思潮社) 紫野京子=火の滴(月草社) 藤富保男=客と規約(書肆山田) 金光洋一郎=遥かな愛の断章(近代文芸社) 図子英雄=フクロウ日記(邑書林) 山崎るり子=おばあさん(思潮社) 高良真木・留美子編=高良武久詩集(思潮社) 明珍昇=中空の櫂(アテネ出版) |
高橋睦郎=百人一句(中央公論社) |
2 | 有馬敲=半壊れの壁の前で(思潮社) 三鬼宏=きれぎれのうた(思潮社) 小野静枝=花野(本多企画) 広瀬定寿=うたかた( ALICE) 高橋協子=メビウスの森(詩画工房) 長久保鐘多=二十世紀、のような時代 (詩学社) 高見沢隆=Night Down(思潮社) 白石公子=追熟の森(思潮社) 鳥巣郁美=日没の稜線(編集工房ノア) 名古屋哲夫=呼ぶ(行路社) 鷲巣栄子=三月の鯨(書肆青樹社) くにさだきみ=罪の翻訳(視点社) 柏木洋子=終宴(そばえの会) 駒込毅=きぬずれ(日新社) 高良勉=サンパギータ(思潮社) 戸田正敏=里の兄妹(八海文庫) 安水稔和全詩集(沖積舎) |
□朔太郎から戦後詩(現代詩手帖) 近藤洋太・壇一雄の詩(文科) 石坂蔵之助= 沖縄 墓地 文学(新日本文学会) 高橋渡=詩人 その生の軌跡(土曜美術社出版販売) 青木健=田村隆一エッセンス(河出書房新社)〔詩文集〕 田川紀久雄=泉谷栄論(漉林書房) |
3 |
金敷善由=バラの周辺(雁塔社) |
□対談シェイマス・ヒーニー、吉増剛造(現代詩手帖) |
4 |
鈴木亨=埋もれたラ・マルセイエーズ |
□現代詩のこの一篇(現代詩手帖) |
5 |
筧槇二=夕暮の時はよい時(山脈文庫) |
□マラルメ 2001(現代詩手帖) |
6 |
香山雅代=雪の天庭(銅林社) |
□手紙 メディア・近代・愛(現代詩手帖) |
7 |
大瀬孝和=空中楼閣――神様の研究(ワニ・プロダクション) |
□アメリカ詩のポストモダン(現代詩手帖)
|
8 |
岩崎迪子=陽の手(思潮社) |
伊藤勲=ペイタリアン西脇順三郎 |
9 |
大塚進=愛は金平糖(自家版) |
□90年代の詩人たち(現代詩手帖) |
10 |
茨木のり子=倚りかからず(筑摩書房) |
□吉増剛造(現代詩手帖) |
11 |
木津川昭夫=セントエルモの火(土曜美術社出版販売) |
□尾形亀之助(現代詩手帖) |
12 |
菊地勝彦=バックミラー(書肆岡田) |
□詩特集現代詩はこれでいいのか |
2000年(平成12年)
月 | 詩集・訳詩集 | 詩論・エッセイ・研究 |
1 |
高橋次夫=孤島にて(土曜美術社出版販売)
|
□時代を創る詩を求めて(詩人会議)
|
2 |
鈴切幸子=街はきらめいて(山脈文庫) |
北川透=詩的90年代の彼方へ――戦争詩の方法(思潮社) |
3 |
星圭之助=蛍淵(「の」の会) |
□特集阪神・淡路大震災から五年 |
4 |
白石かずこ=ロバの貴重な涙より(思潮社) |
□特集ヴィジュアル・ポエトリー
|
5 |
久保田穣=眼の列(煥乎堂) |
□特集憲法(詩人会議) |
6 |
門間久男=葛飾ブルース(夢人館) |
□特集詩から連句へ/村上昭夫の詩の世界(現代詩手帖) |
7 |
桜井さざえ=ひとの樹(土曜美術社出版販売) |
星野徹=ダンの流派と現代(沖積舎) |
8 |
北村真=始祖鳥(視点社) |
□新鋭詩人特集(現代詩手帖) |
9 |
斉藤怘=漢江の青い空(土曜美術社出版販売) |
□特集世界少数民族からの発信 |
10 |
清岳こう=創業天明元年ゆきやなぎ(土曜美術社出版販売) |
□特集生誕百年三好達治新発見 |
11 |
森哲弥=幻想思考理科室(編集工房ノア)(H氏賞) |
□特集「戦後詩」の彼方へ(現代詩手帖) |
12 |
返田満=赤いスカーフ(詩人会議) |
以倉紘平=朝霧に架かる橋――平家・蕪村・現代詩(編集工房ノア) |