詩投稿結果発表

投稿数315作、投稿者188人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿第15期(10-12月)の選評および入選作をご紹介いたします。
またトップページに入選作を何回かに分けて、縦書き表示にて順次公開していきます。

詩投稿

H氏賞受賞者や日本現代詩人会の会員たちが入選作を選び選評いたします。

1期一人3篇までの投稿で、3ヶ月毎に選考し、入選作を選評とともに公開します。

第16期選者~19期(2020.1~2020.12)
・松尾真由美氏

・柴田三吉氏
・浜田優氏

詳しくは投稿規定をご参照ください。皆様のご投稿をお待ちします。

日本現代詩人会とは

この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。

日本の詩祭2019・詩集賞の朗読

H氏賞・現代詩人賞候補詩集発表/創立70周年記念事業イベント 中四国ブロック大会 in 岡山

第七〇回H氏賞 候補詩集一覧
■2020年2月1日第一次選考委員会結果
①長田典子 『ニューヨーク・ディグ・ダグ』(思潮社)11票
②草野理恵子 『世界の終わりの日』(モノクローム・プロジェクト)6票
③野口やよい 『天を吸って』(版木舎)6票
④鷹森由香  『傍らのひと』(ふらんす堂)5票
⑤宮せつ湖 『雨が降りそう』(ふらんす堂)5票
⑥紺野とも 『ひかりへ』(思潮社)4票
⑦作田教子 『胞衣』(思潮社)4票
⑧夏目美知子 『ぎゅっとでなく、ふわっと』(編集工房ノア)4票
⑨葉山美玖 『約束』(コールサック社)4票
⑩細田傳造 『みちゆき』(書肆山田)4票
⑪望月遊馬 『もうあの森へはいかない』(思潮社)4票
<次点>なし
<選考委員会推薦詩集>
⑫高塚謙太郎『量』(七月堂)
⑬佐藤モニカ『世界は朝の』(新星出版)
⑭やまもとあつこ『つきに うたって』(空とぶキリン社)
以上14冊を候補詩集とする。
会員数 1064名
投票数 253票
(有効票198票、白票55票、無効0票)
投票率23・8%

【選考委員】
愛敬浩一、以倉紘平、小島きみ子、
高階杞一、水嶋きょうこ、
三井喬子(選考委員長)、八木幹夫

■第二次選考委員会
3月7日(土)受賞詩集決定

第三八回現代詩人賞 候補詩集一覧
■2020年2月1日第一次選考委員会結果
①山田隆昭 『伝令』(砂子屋書房) 17票
②八木幹夫 『郵便局まで』(ミッドナイト・プレス) 15票 
③中村不二夫 『鳥のうた』(土曜美術社出版販売) 11票
④川上明日夫 『無人駅』(思潮社) 10票
⑤日原正彦 『降雨三十六景』(ふたば工房) 9票
⑥水島英己 『野の戦い、海の思い』(思潮社) 9票
⑦渡辺めぐみ 『昼の岸』(思潮社)  9票
⑧相沢正一郎 『パウル・クレーの〈忘れっぽい天使〉をだいどころの壁にかけた』(書肆山田)  8票
<次点>
朝倉宏哉『叫び』(砂子屋書房)7票
三井喬子『山野さやさや』(思潮社)7票

<選考委員会推薦詩集>
⑨野村喜和夫『薄明のサウダージ』(書肆山田)
⑩河野俊一『ロンサーフの夜』(土曜美術社出版販売)
⑪野沢啓『発熱装置』(思潮社)
以上11冊を候補詩集とする。
会員数 1064名
投票数 271票(有効票247票 白票22票
無効 2票) 投票率25.5%

【選考委員】
宇佐美孝二、小笠原茂介(委員長)、郷原宏、
佐藤文夫、柴田千晶、鈴木有美子、花潜幸

■第二次選考委員会
3月7日(土)受賞詩集決定

 

日本現代詩人会創立70周年記念事業イベント
中四国ブロック大会in岡山「海道に育まれた言葉を、今」

主催:日本現代詩人会 中四国ブロック大会実行委員会
共催:岡山県詩人協会
後援:中四国詩人会 岡山県 岡山県文化連盟 山陽新聞社

期日:2020年4月18日(土)~4月19日(日)
会場:岡山アークホテル
1.大会 13:30~17:30 会費:1000円
司会 瀬崎祐
開会の言葉 日本現代詩人会記念事業委員会会長・新藤凉子
歓迎の言葉 大会実行委員長・岡隆夫
講演「郷愁の画家竹久夢二と故郷おかやま」:夢二郷土美術館副館長・小嶋ひろみ
歌唱「中四国の詩人の歌(中原中也、金子みすゞなど)」:出口裕子 
朗読劇「永瀬清子物語 都会忘れ」:朗読グループ白萩の会
自作詩朗読:秋山基夫 小松弘愛 清水恵子 高垣憲正 日吉平
閉会の言葉 日本現代詩人会地域別記念イベント部会部会長 新延拳

2.懇親会 18:00~20:00 会費:6000円
司会 斎藤恵子/長津功三良
開会の言葉 日本現代詩人会会長・黒岩隆
乾杯の音頭 日本現代詩人会理事長・山田隆昭
閉会の言葉 日本現代詩人会記念事業実行委員会委員長・以倉紘平  

3.翌日(19日)の観光「春の瀬戸内海遊覧」 参加費:5000円
9時50分までに児島観光港に集合(岡山駅より引率あり)
10時 遊覧船にて瀬戸内海遊覧~(貸し切りバスにて)児島ジーンズ・ショップ~鷲羽山展望台(昼食)~むかし下津井廻船問屋
14時ごろ 児島駅前にて解散(岡山駅まで引率あり)
  

中川達矢――しらたま
明治神宮野球場に飛び交う白球が
白玉になって芝生に落ちるから
それを拾い集めて
きみのおへそに乗せる
それはもうサラダボウルだ
小豆が欲しければぼくのをあげる
「ほら、きみが好きな、あの歌の名前はなんだっけ」
「ふらんす語で、あいしてる、だよ」
(断定ではない、疑問形の名前)
たばことコーヒーを
河口湖に沈めたら
青木ヶ原が紅葉していくから
祖父母に車で連れていかれた
「お母さまはいつもきみを呼んでいる」
「それはわたしではなく、愛犬の名前」
(母が産み落としたのは、どっち)
ゲームの主人公にぼくの名前
主人公が飼っている愛犬にかつて飼っていた愛猫の名前
母の趣味は名付けである
「いつだって、指で甦る」
「それより、わたしの名前を憶えている?」
(いつからか、きみの名前を呼べなくなった)
湯沸かした白玉が
温泉街の足湯に浮いていて
足の色に染められて
小豆の湖に沈められていく
「気づけば、樹海にいました」
「それで?」
(でも、ついてきてくれた)
落ち穂ではなく
音を拾いに
ぼくが車を走らせた
「ぜんざいに入れる白玉は何個がいい?」
「わたしは二個がいい」
(もしかしたら、きみの名前を呼べるかもしれない)
石川順一――鍵

 

分が悪い戦いでは
ストーブの陰に隠れる
姉に電気を消されて
台所に佇んでいると
がら空きの台所には
奸智にたけた神が居て
ドアをノッキングしている
ロックが苦しくてできない
と呻く神
私がカギをかけようとしたら
既にカギはかかっていた

日本現代詩人会刊行本


  • 日本現代詩人会/七〇周年記念アンソロジー

  • 国際交流ゼミナール

  • 2015現代詩

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