日本現代詩人会とは

この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。


  • 第71回H氏賞
    石松佳

  • 第39回現代詩人賞
    鈴木ユリイカ

  • 黒岩 隆会長

  • 公益信託代表
    以倉紘平

詩投稿結果発表

投稿数468作、投稿者302人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿第20期(1-3月)の選評および入選作をご紹介いたします。
またトップページに入選作を何回かに分けて、縦書き表示にて順次公開していきます。

詩投稿

H氏賞受賞者や日本現代詩人会の会員たちが入選作を選び選評いたします。

1期一人3篇までの投稿で、3ヶ月毎に選考し、入選作を選評とともに公開します。

第20期~23期選者(2021.1~2021.12)
・片岡直子氏

・上手宰氏
・福田拓也氏

詳しくは投稿規定をご参照ください。皆様のご投稿をお待ちします。

  • 【速報】第71回H氏賞 石松佳詩集『針葉樹林』(思潮社) 第39回現代詩人賞 鈴木ユリイカ詩集『サイードから風が吹いてくると』(書肆侃侃房)に決定!
  • 【中止】「日本の詩祭2021」はコロナ禍により中止いたします。
  • 【英語版公開】当HPの英語版を公開しました。
  • HP現代詩投稿欄 第20期選考結果・選評を発表しました。
  • 2021年第5回現代詩投稿欄新人賞・新人発表!
    【新人賞】岡崎よしゆき【新人】東浜実乃梨 小川博輝 松尾如華

第71回H氏賞・第39回現代詩人賞決定

2021年3月6日の第二次選考委員会において、次の通り2021年度の受賞詩集が決定しました。
◆第71回H氏賞
●受賞詩集『針葉樹林』(思潮社)
●受賞者氏名 石松 佳(いしまつ けい) 
●受賞者プロフィール
1984年 大分県生まれ。福岡市在住
2019年 第57回現代詩手帖賞受賞

◆第39回現代詩人賞
●受賞詩集 『サイードから風が吹いてくると』(書肆侃侃房)
●受賞者氏名 鈴木ユリイカ
●受賞者プロフィール
 1941年 岐阜県生まれ。明治大学仏文科卒。
第1回ラ・メール賞。『MOBILE・愛』第36回H氏賞。
『海のヴァイオリンがきこえる』第3回日本詩歌文学館賞。

【H氏賞選考委員=敬称略】
◎秋亜綺羅 長田典子 高山利三郎
塚本敏雄 松尾真由美 森水陽一郎
和田まさ子 (◎選考委員長)
【現代詩人賞選考委員=敬称略】
杉本真維子 鈴木良一 鈴村和成 新延拳
◎水島英己 三田洋 吉野令子
(◎選考委員長)
※「日本の詩祭2021」はコロナ禍により中止を決定しました。第71回H氏賞・第39回現代詩人賞の表彰状と記念品の贈呈は郵送で行わせて頂きます。
なお、2020年度の第70回H氏賞受賞の髙塚謙太郎氏と第38回現代詩人賞受賞の野村喜和夫氏への表彰状と記念品の贈呈は郵送で行わせて頂きます。

日本の詩祭2019・詩集賞の朗読

「詩投稿 第20期」入選作品紹介
Topページに入選作を順次公開します。

中山祐子「くもじろう」

 

お祭りで綿菓子をくるくる掬い取るように
怒ってる蜘蛛ごと巣を木の枝で巻き取って
遠くの草むらまで捨てに行くのに
捨てても捨てても何度でも
翌日には同じ場所に巣が張られていた

どうやって帰ってくるんだろう
君 よほどここが気に入ってるんだな
確かにここは夕焼けが一番よく見える

粛々と丹念に紡ぐくもじろうの仕事ぶりは
見ていて美しいものだった
縦糸を張り
往復して補強し
巻き取られたものを巻き返すように
ぐるぐるまわる

お尻から出てくる糸は
うううんと踏ん張っているのかい
涙のように勝手に出ちゃうものなのかい
生きることへの執着なんかがねばねばと
生きなければならないことへの重みなんかがねとねとと
君のおなかの中で紡ぎだされるのを
まっているね くもじろう

しかしながらあっさりと
称賛や干渉をしりぞけるかのように
名前を授けた翌日にくもじろう
いなくなってしまった

よほど名前がきにいらなかったのか
わからないけれど
『個』になることで可能性なんかを
捕らえてみようと考えたのかも知れない
あるいは
落ちてゆく夕陽を受け止める網を張ってやろうと
もっともっと大きな網を張ってやろうと
意気揚々と君は旅立っていったのだろう

 

 

 

 

岡堯「気泡」

 

深い夢想の海底の闇に沈んでいた
気泡がひとつ ふわり離れた

持ちなれないスピードに
体積を膨張させ
浮上する

もうどこの世界にいるのか
りゅうずを回しても
時は見当たらない

気泡の速度は緩慢となり
ひかりが錯綜する
水面にふれる頃

体積は最大化し
ゼロスピードの瞬間後
大気に消えた

あれは気泡だったのか
ひもじい荒野をさまよう
象だったのではないか

未来を踏もうと前足から崩れ
おそろしい死の世界に
ひとり入っていった
象だったのではないか

 

研究活動

詩界ニュース
詩界ニュース (2021年4月3日受まで)最終更新日 2021/4/30
催し・イベント
各地のイベントから(会報162号から)最終更新日 2021/4/30

日本現代詩人会刊行本


  • 日本現代詩人会/七〇周年記念アンソロジー

  • 国際交流ゼミナール

  • 現代詩2020

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