詩投稿結果発表

投稿数361作、投稿者256人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿第14期(7-9月)の選評および入選作をご紹介いたします。
またトップページに入選作を何回かに分けて、縦書き表示にて順次公開していきます。

詩投稿

H氏賞受賞者や日本現代詩人会の会員たちが入選作を選び選評いたします。

1期一人3篇までの投稿で、3ヶ月毎に選考し、入選作を選評とともに公開します。

第13期選者~15期(2019.4~2019.12)
・廿楽順治氏

廿楽順治氏
・伊藤浩子氏
伊藤浩子氏
・光冨郁埜氏
光冨郁埜氏

詳しくは投稿規定をご参照ください。皆様のご投稿をお待ちします。

日本現代詩人会とは

この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。

日本の詩祭2019・詩集賞の朗読

・〈現代詩ゼミナールと新年会2020〉・2020年1月18日㈯開催。詳しくは下記に

現代詩ゼミナールと新年会
主催:日本現代詩人会
日時:2020年1月18日㈯14:00~19:00
会場:東京・アルカディア(私学会館)
〈ゼミナール〉 開場・13:30 開演・14:00~16:40 会費1,000円(会員無料)
司会進行 根本 明 草野理恵子
開会の言葉 黒岩 隆(会長)
講演者紹介 根本 明
講演 平尾隆弘(文藝春秋前社長)
「鮎川信夫のこと」
―休憩(15分)―
詩朗読 秋山公哉 壱岐 梢 長田典子
下川敬明 白井知子 房内はるみ
閉会のことば 中井ひさ子(ゼミナール担当理事)
 ―会場移動―

 

〈新年・懇親会〉17:00~19:00 会費7,000円
司会進行 柏木勇一 峯沢典子
開会のことば 山田隆昭(理事長)
祝辞、乾杯、来賓・遠隔地・新入会員、スタッフ紹介等
閉会のことば 田村雅之(副理事長)

 

《アクセス》
東京・アルカディア市ヶ谷(私学会館)
千代田区九段北4-2-25(Tel03-3261-9921)
JR中央線(各駅) 市ヶ谷駅から徒歩2分
地下鉄:有楽町線・南北線(A1-1)出口、
新宿線(A1-1・A4)出口から徒歩2分

 

●協力会員 根本正午 林 洋子 春木文子 水嶋きょうこ 服部 剛(写真)
●現代詩ゼミナール・新年会担当理事 中井ひさ子 中田紀子

 

連絡・問い合わせ先
〒135-0034東京都江東区永代1-8-8山田隆昭方 日本現代詩人会
携帯070-5554-6166 メールtaka_channel19@outlook.jp 

日本現代詩人会創立70周年記念事業 中四国ブロック大会 in 岡山
主催:日本現代詩人会
共催:岡山県詩人協会 後援:中四国詩人会
岡山県
岡山県文化連盟
山陽新聞社
期日:2020年4月 18日㈯~4月19日㈰ 会場:岡山アークホテル
700―0907
岡山市北区下石井2の6の1(JR岡山駅より徒歩8分)
TEL   086―233―2200
FAX   086―225―1663
会費:1000円

 

1.大会
13 : 30~ 17: 30
講演「(仮題)竹久夢二の美について」:
夢二郷土美術館副館長・小嶋ひろみ
ソプラノ歌唱「中四国の詩人の歌(中原中也、金子みすゞなど)」:
出口裕子 小演劇「(仮題)永瀬清子について」:白萩の会
中四国会員の自作詩朗読

 

2.懇親会
18 : 00 ~ 20 : 00
会費:6000円

 

3.翌日( 19 日)の岡山文学散歩
児島駅集合(岡山駅よりJRで30分)
10 時
児島観光港から瀬戸大橋周遊遊覧船に乗船~
(貸し切りバスにて)児島ジーンズ・ショップ~
鷲羽山展望台(昼食)~下津井廻船問屋
14 時に児島駅前にて解散   参加費:5000~6000円

「詩投稿 第14期」入選作品紹介
Topページに入選作を順次公開します。

 

石井梢――黄色い声

 

黄色い話し声がする 黄色い話し声はとても早口で急いでいる
それでも黄色い声たちは呼応しあっている
思えばずいぶんと喋りが遅くなったものだ
私は喫茶店に一人でいる
男二人が話している
いつ?どう?そうか、別に
男というのは単語ではなすのかと妙に納得していると
2日後に女友達と会う約束をおもいだす
ふと、そのひとは早口で黄色い声だろうかと不安になる

柳坪幸佳――雨の王国

 

築五十年の軋むアパート
子午線が、ゆっくりと回転しながら引き寄せてくる夏の身じろぎ
雨が降ると、とても大きな鳥がそこに現れ
薄い羽で天蓋を覆う
桃色の羽毛がこぼれる、暗がりが灯される
鳥の腹が差し込んでくるいっぽんの脚は
地面を突こうとしているのだが、ゆらゆらと揺れ(怖い)
広がってゆく和室の黄ばみは
いっしんに、雨
うがいの果てに降らされてゆく声なるしぶきの重なり脈打つ
そのような時、おそらくは
信じられるのは砕け散る鳥の眠りの羽ばたきたちで
 /切り/裂かれたその果てに
気流が寄せる祝祭なのだが
擂り鉢の底、わたしはただ
蒸し暑さばかりを画面に向かって吐き続けている

 

電線の網み目で規則正しく縫い閉じられたわたしの領域
丁寧に守られる、檻(澱)の密集
覗かれる
たくさんの水滴たちの目(と目と目)のぎっしり連なる
怖いよあくまで鳥の持つ、それ、だって鳥の目でしょうから
かたくつぶって

 

地面の底に棄てられている
濾過しそこなった汚泥の屑ならその嘴の格好の餌
本日もバス停はとうに死んでくださいましたか
ぽつんぽつんと、たましいを穿つ
出られないという地図の底に自分を落とす、今日も行けない
くわえられ
排水管のはるか上部を止まり木として
無防備すぎる、ひな鳥のもとに運ばれてゆく

日本現代詩人会刊行本


  • 資料・現代の詩2010

  • 国際交流ゼミナール

  • 2015現代詩

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