日本現代詩人会とは

この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。


  • 第69回H氏賞
    水下暢也

  • 第37回現代詩人賞
    齋藤 貢

  • 黒岩 隆会長

  • 公益信託代表
    以倉紘平

詩投稿結果発表

投稿数355作、投稿者228人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿第16期(1-3月)の選評および入選作をご紹介いたします。
またトップページに入選作を何回かに分けて、縦書き表示にて順次公開していきます。

詩投稿

H氏賞受賞者や日本現代詩人会の会員たちが入選作を選び選評いたします。

1期一人3篇までの投稿で、3ヶ月毎に選考し、入選作を選評とともに公開します。

第16期選者~19期(2020.1~2020.12)
・松尾真由美氏

・柴田三吉氏
・浜田優氏

詳しくは投稿規定をご参照ください。皆様のご投稿をお待ちします。

  • 【中止・延期】70周年記念・近畿大会は残念ながら中止・延期いたします。(詳細下記)
  • 【中止・延期】70周年記念・北海道大会、中部大会は中止・延期いたします。(詳細下記)
  • 【急告】H氏賞、現代詩人賞第二次選考会延期!開催日未定。(候補詩集は下記)
  • 2020年第4回現代詩投稿欄「新人賞」小林真代、「新人」渋澤赤、中川達矢、渡部栄太に決定!
  • HP現代詩投稿欄 第16期選考結果・選評を発表しました。

日本現代詩人会70周年記念地方大会・近畿、その他について

総務担当理事 新延拳

 既に、70周年記念大会について、中四国、北海道、中部において、今般の新型コロナウイルス感染症の流行を受け、参加者皆様の健康・安全面を最優先に考えた結果、当面の間、中止・延期することとなったことを報告したところです。

 今回は、近畿地区(11月28日開催予定)につきましても、当面の間、中止・延期する旨、ご報告いたしたいと思います。他の地区と同様、講演、鼎談、朗読、および翌日のエクスカーション等、盛りだくさんの内容が予定されていましたので、誠に残念です。開催の労を取っていただいていた地元委員の方々もさぞがっかりされていることでしょう。

 なお、来年開催予定の九州、東北につきましては、しばらく時間をおいて、別途ご連絡いたします。また、今回延期・中止となった、中四国、北海道、中部、近畿の各地区につきましては、上記2か所の後、再度体制を組み直して、どのようにするのかをご相談いたしたいと考えております。

 また、H氏賞・現代詩人賞の第二次選考日を延期していましたが、現状では選考委員会の開催が困難である為、時期・方法を検討中です。
今後とも、日本現代詩人会にご理解、ご協力をくださいますよう、どうかよろしくお願いいたします。

以上

 

日本現代詩人会創立70周年北海道および中部大会の中止・延期について

今般の新型コロナウイルス感染症の流行を受け、参加者皆様の健康・安全面を最優先に考えた結果、当面の間、70周年記念北海道大会および中部大会につきましては、中止・延期することにいたしました。私どもも、両大会を重要なものと位置づけ、準備に努めてまいりました。また、楽しみにしておられた会員およびすべての詩を愛する方々におかれましては、大変残念なことになりましたが、機会を得て再開できることを祈念しております。

 

 

※【急告】3月7日の第二次選考委員会は新型コロナウイルス感染状況により延期になりました。開催日は未定です。ご了承のほどお願いいたします。

第七〇回H氏賞 候補詩集一覧
■2020年2月1日第一次選考委員会結果
①長田典子 『ニューヨーク・ディグ・ダグ』(思潮社)11票
②草野理恵子 『世界の終わりの日』(モノクローム・プロジェクト)6票
③野口やよい 『天を吸って』(版木舎)6票
④鷹森由香  『傍らのひと』(ふらんす堂)5票
⑤宮せつ湖 『雨が降りそう』(ふらんす堂)5票
⑥紺野とも 『ひかりへ』(思潮社)4票
⑦作田教子 『胞衣』(思潮社)4票
⑧夏目美知子 『ぎゅっとでなく、ふわっと』(編集工房ノア)4票
⑨葉山美玖 『約束』(コールサック社)4票
⑩細田傳造 『みちゆき』(書肆山田)4票
⑪望月遊馬 『もうあの森へはいかない』(思潮社)4票
<次点>なし
<選考委員会推薦詩集>
⑫高塚謙太郎『量』(七月堂)
⑬佐藤モニカ『世界は朝の』(新星出版)
⑭やまもとあつこ『つきに うたって』(空とぶキリン社)
以上14冊を候補詩集とする。
会員数 1064名
投票数 253票
(有効票198票、白票55票、無効0票)
投票率23・8%

【選考委員】
愛敬浩一、以倉紘平、小島きみ子、
高階杞一、水嶋きょうこ、
三井喬子(選考委員長)、八木幹夫

■第二次選考委員会
3月7日(土)受賞詩集決定

第二次選考委員会は延期になりました。開催日は未定です。

 

※【急告】3月7日の第二次選考委員会は新型コロナウイルス感染状況により延期になりました。開催日は未定です。ご了承のほどお願いいたします。

第三八回現代詩人賞 候補詩集一覧
■2020年2月1日第一次選考委員会結果
①山田隆昭 『伝令』(砂子屋書房) 17票
②八木幹夫 『郵便局まで』(ミッドナイト・プレス) 15票 
③中村不二夫 『鳥のうた』(土曜美術社出版販売) 11票
④川上明日夫 『無人駅』(思潮社) 10票
⑤日原正彦 『降雨三十六景』(ふたば工房) 9票
⑥水島英己 『野の戦い、海の思い』(思潮社) 9票
⑦渡辺めぐみ 『昼の岸』(思潮社)  9票
⑧相沢正一郎 『パウル・クレーの〈忘れっぽい天使〉をだいどころの壁にかけた』(書肆山田)  8票
<次点>
朝倉宏哉『叫び』(砂子屋書房)7票
三井喬子『山野さやさや』(思潮社)7票

<選考委員会推薦詩集>
⑨野村喜和夫『薄明のサウダージ』(書肆山田)
⑩河野俊一『ロンサーフの夜』(土曜美術社出版販売)
⑪野沢啓『発熱装置』(思潮社)
以上11冊を候補詩集とする。
会員数 1064名
投票数 271票(有効票247票 白票22票
無効 2票) 投票率25.5%

【選考委員】
宇佐美孝二、小笠原茂介(委員長)、郷原宏、
佐藤文夫、柴田千晶、鈴木有美子、花潜幸

■第二次選考委員会
3月7日(土)受賞詩集決定

第二次選考委員会は延期になりました。開催日は未定です。

 

日本の詩祭2019・詩集賞の朗読

「詩投稿 第16期」入選作品紹介
Topページに入選作を順次公開します。

松尾 如華――コマ

 

此処に、個々に
今、この瞬間を
私は廻っている

 

私の路は
何処で
終わるのか
わからないけれど

 

今、この瞬間を
此処で
私は廻っている

 

廻り始めるその時に
貴方が支えてくれた
その声の温もりを覚えているから

 

身体の芯を突き抜ける
貴方の声
それが原動力

 

此処の景色は美しく
どんな景色に変わろうと
いつもその瞬間を
私は廻っていた

 

廻り始めるその時に
貴方が支えてくれた
その手の温もりを覚えていたから

 

身体の芯を突き抜ける
貴方の全身の温もりが
廻れと心を揺さぶり続ける

 

たとえ私の時間が
貴方の元に帰る日に
近づいていることを知っていても

 

身体の芯を突き抜ける
私の温もりが
廻れと心を揺さぶり続ける

 

私の路は
何時
終わるのか
わからないけれど

 

今、この瞬間も
私自身でこの足元を踏みしめ
私は廻っていたい

 

此処の景色がどんな様子に変わろうと
廻ることで
貴方を強く感じることができるから
そして
身体を突き抜ける
まっすぐな心は
何時も温かく
貴方ともにある私自身でありたい

大井美弥子――日常的な試みとそれに関する対話

あ、い、今ですか、
今はそうですね、おや、もう深夜の二時半
丑三つ時ってやつですかね、はは、
寝ないといけないんですよ、
今日はいちにち歩き回ったものですから
膝から下だけに過度な疲労がたまっていますので
取り替えなければいけませんね
膝から下の部分だけで大丈夫でしょう、
関節にはなんら問題は見られませんから
え、そう、お風呂です、取り替える前に
お風呂に入らないといけないんですが
足が疲れてしまってどうにもその気にはなれないので
こうして天井を見ているのですよ
この部屋はずいぶんと白いんですね
え、ええ、今気がつきました
節穴ですかね、眼球は問題なく嵌まっているはずですよ
取り替えは必要ないでしょう、視力はAランクに設定されています
だって天井も壁紙も蛍光灯も白いなんて、飽きませんか?
おや、お気に障りましたか、それは失礼しました
文句ばかりではいけないということですね
そう、お風呂に入らないといけないんです
さすがに早朝に塗ったままのファンデーションは肌に悪いですから
でも、こうやって天井を見ているとですね、
上からギロチンのように刃が降ってくるんです
あ、今、きょとんとしましたね、
理解できないって顔をしています
ためしに同じ姿勢をとってみてください
もうやってる? それは失礼しました
こうやって喉元を晒しているとですね、急に
上からとん、と落ちてきて胸元で一回はねて、
それから喉に向かって滑り降りてくるんですよ
ええ、大きな刃がです、見えましたか?
おや本当だ、見えませんでしたね、二度目はないのでしょうか
理由なんて知りませんよ、意図はあるのかもしれませんが、
え、頭部の取り替えですか? いりませんよ、
塗装を変えればいいだけの話じゃありませんか
だいいち刃が喉に滑ってきても、
頭部を切断してしまうことはありませんよ
だって取り替えは必要ないのですからね
その代わりといってはなんですが
ちょっと前に刃が落ちてきて胸を軽く叩いたでしょう、
覚えがない? ええ、でも叩くんです、
そうしたら、開いた口の中から小さいかみそりが溢れ出るんです
こんなに大きい刃物が降ってきてしまったんですから
小さいやつらは居場所を奪われてしまったんですよ
弱肉強食ってやつかもしれませんね
体内にも生態系は確かに存在しますから
大きいやつに居場所を奪われた小さいやつらは
仕方なく口から逃げ出そうとするんです
おあつらえ向きに喉を開いているもんですから
そこから逃げて行くわけですね
哀れでしょう、かわいそうにねえ、
おや、異論があるようですね、
たしかに、逃げないといけない哀れなかみそりたちよりも
そいつらに勝手に住処にされているほうがかわいそうかもしれないです
さて、今は、ええと、深夜の三時ですか
いけません、なぜならお風呂に入らないといけないんですからね

研究活動

詩界ニュース
詩界ニュース(2020年4月30日受まで)最終更新日 2020/4/30
催し・イベント
各地のイベントから(会報158号より)最終更新日 2020/4/30

日本現代詩人会刊行本


  • 日本現代詩人会/七〇周年記念アンソロジー

  • 国際交流ゼミナール

  • 2019現代詩

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