詩投稿結果発表

投稿数289作品。投稿者187人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿第9期(4-6月)の選評および入選作をご紹介いたします。

詩投稿

H氏賞受賞者や日本現代詩人会の会員たちが詩編のアドバイスをいたします。

1期一人3篇までの投稿で、3ヶ月毎に選考し、入選作を選評とともに公開します。

第9期選者(4月〜6月)
・金井雄二氏

金井雄二氏
・中島悦子氏
中島悦子氏

詳しくは投稿規定をご参照ください。皆様のご投稿をお待ちします。

日本現代詩人会とは

この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。

日本の詩祭2017・詩集賞の朗読

「詩投稿 第9期」入選作品紹介
Topページに入選作の中から公開します。

4.3新緑——清見苳子

スタンドにもたれた
黙ったままのギターの丸い黒い穴に
入っているものはなんだろう
 

四つある椅子のひとつだけが
ぬけがらのように斜めに窓の方を向いている
端のくたびれた座布団に光があたり
気配だけが埃のように残っている

 

白い皿が対い合わせに二つ
同じ大きさ同じ形の
ひとつは陶器ひとつは磁器
中には胡桃がひと粒ずつのせられている

 

割る
もしくは割らない
割ってしまえば粉々に砕けた胡桃の断面
割らないかぎり永遠は手のひらの中にある
触れることはできなくても

 

うすみどり色の光の部屋は
まだ人肌のあたたかく
固まることのできないゼリーのような重さで
息を詰まらせにくる

 

天井の隅の壁紙がぼんやりと汚れている
誰もいない
私すらいない

 

*タイトルの「4.3新緑」の数字のあとは空白ですが、再現できなかったので、スペースなしで表記させていただきます。

研究活動

詩界ニュース
詩界ニュース (2018年6月20日受まで)最終更新日 2018/8/29
催し・イベント
日本の詩祭 2018 開催最終更新日 2018/9/3

日本現代詩人会刊行本


  • 資料・現代の詩2010

  • 国際交流ゼミナール

  • 2015現代詩

ページトップへ戻る