日本現代詩人会とは

この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。


  • 第69回H氏賞
    水下暢也

  • 第37回現代詩人賞
    齋藤 貢

  • 黒岩 隆会長

  • 公益信託代表
    以倉紘平

詩投稿結果発表

投稿数315作、投稿者188人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿第15期(10-12月)の選評および入選作をご紹介いたします。
またトップページに入選作を何回かに分けて、縦書き表示にて順次公開していきます。

詩投稿

H氏賞受賞者や日本現代詩人会の会員たちが入選作を選び選評いたします。

1期一人3篇までの投稿で、3ヶ月毎に選考し、入選作を選評とともに公開します。

第16期選者~19期(2020.1~2020.12)
・松尾真由美氏

・柴田三吉氏
・浜田優氏

詳しくは投稿規定をご参照ください。皆様のご投稿をお待ちします。

    ■【急告】H氏賞、現代詩人賞第二次選考会延期!開催日未定。(候補詩集は下記)
    ■【急告・中止のお知らせ】創立70周年記念事業イベント 中四国ブロック大会in岡山 (詳細は下記)
    ■2020年第4回現代詩投稿欄「新人賞」小林真代、「新人」渋澤赤、中川達矢、渡部栄太に決定!(選考経過は発表しました。表彰は、8月の総会懇親会で行われる予定です)

※【急告】3月7日の第二次選考委員会は新型コロナウイルス感染状況により延期になりました。開催日は未定です。ご了承のほどお願いいたします。

第七〇回H氏賞 候補詩集一覧
■2020年2月1日第一次選考委員会結果
①長田典子 『ニューヨーク・ディグ・ダグ』(思潮社)11票
②草野理恵子 『世界の終わりの日』(モノクローム・プロジェクト)6票
③野口やよい 『天を吸って』(版木舎)6票
④鷹森由香  『傍らのひと』(ふらんす堂)5票
⑤宮せつ湖 『雨が降りそう』(ふらんす堂)5票
⑥紺野とも 『ひかりへ』(思潮社)4票
⑦作田教子 『胞衣』(思潮社)4票
⑧夏目美知子 『ぎゅっとでなく、ふわっと』(編集工房ノア)4票
⑨葉山美玖 『約束』(コールサック社)4票
⑩細田傳造 『みちゆき』(書肆山田)4票
⑪望月遊馬 『もうあの森へはいかない』(思潮社)4票
<次点>なし
<選考委員会推薦詩集>
⑫高塚謙太郎『量』(七月堂)
⑬佐藤モニカ『世界は朝の』(新星出版)
⑭やまもとあつこ『つきに うたって』(空とぶキリン社)
以上14冊を候補詩集とする。
会員数 1064名
投票数 253票
(有効票198票、白票55票、無効0票)
投票率23・8%

【選考委員】
愛敬浩一、以倉紘平、小島きみ子、
高階杞一、水嶋きょうこ、
三井喬子(選考委員長)、八木幹夫

■第二次選考委員会
3月7日(土)受賞詩集決定

第二次選考委員会は延期になりました。開催日は未定です。

 

※【急告】3月7日の第二次選考委員会は新型コロナウイルス感染状況により延期になりました。開催日は未定です。ご了承のほどお願いいたします。

第三八回現代詩人賞 候補詩集一覧
■2020年2月1日第一次選考委員会結果
①山田隆昭 『伝令』(砂子屋書房) 17票
②八木幹夫 『郵便局まで』(ミッドナイト・プレス) 15票 
③中村不二夫 『鳥のうた』(土曜美術社出版販売) 11票
④川上明日夫 『無人駅』(思潮社) 10票
⑤日原正彦 『降雨三十六景』(ふたば工房) 9票
⑥水島英己 『野の戦い、海の思い』(思潮社) 9票
⑦渡辺めぐみ 『昼の岸』(思潮社)  9票
⑧相沢正一郎 『パウル・クレーの〈忘れっぽい天使〉をだいどころの壁にかけた』(書肆山田)  8票
<次点>
朝倉宏哉『叫び』(砂子屋書房)7票
三井喬子『山野さやさや』(思潮社)7票

<選考委員会推薦詩集>
⑨野村喜和夫『薄明のサウダージ』(書肆山田)
⑩河野俊一『ロンサーフの夜』(土曜美術社出版販売)
⑪野沢啓『発熱装置』(思潮社)
以上11冊を候補詩集とする。
会員数 1064名
投票数 271票(有効票247票 白票22票
無効 2票) 投票率25.5%

【選考委員】
宇佐美孝二、小笠原茂介(委員長)、郷原宏、
佐藤文夫、柴田千晶、鈴木有美子、花潜幸

■第二次選考委員会
3月7日(土)受賞詩集決定

第二次選考委員会は延期になりました。開催日は未定です。

 

 

日本現代詩人会創立70周年記念事業イベント
中四国ブロック大会in岡山「海道に育まれた言葉を、今」

主催:日本現代詩人会 中四国ブロック大会実行委員会
共催:岡山県詩人協会
後援:中四国詩人会 岡山県 岡山県文化連盟 山陽新聞社

 

日本現代詩人会会員および詩を愛する方々へ(開催中止のお知らせ)

 

 

平素から大変お世話になっております。

さて、開催を予定いたしておりました日本現代詩人会創立70周年記念事業イベント中四国ブロック大会in岡山(2020年4月18日~19日)につき、誠に勝手ながら開催を中止させていただくこととなりました。新型コロナウィルスが広がりを見せており、今後の感染拡大と健康被害を最小限に抑えるという観点から、やむなく中止を決断いたした次第でございます。

創立70周年を記念し、全国6か所で行う記念イベントの嚆矢として、楽しみにされ、ご参加をご検討いただいた皆様には大変なご迷惑をおかけする事となり、大変申し訳ございません。

今後のことに関しましては、事態の推移を見守りながら、早めの告知を心掛けたいと存じます。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

日本現代詩人会
記念事業委員会会長 新藤凉子

同 記念事業実行委員会委員長
 以倉紘平

 

日本の詩祭2019・詩集賞の朗読

「詩投稿 第15期」入選作品紹介
Topページに入選作を順次公開します。

小田凉子――畑

 

幾筋も 幾筋もの
長い畝
暑い日差しの日も
刺すような冷たい風の日も
やってくる軽トラック
車から降り立つ二人
背中が曲がり 足を引きずった農夫
腰の曲がった農婦
鍬を持ち 土を耕し
消毒の長いホースを持ち
立ち働く農夫
鳥のさえずり
農婦の声も響く
おしゃべりしながら働く手
豆を摘んだり
水をかけたり
きれいに均された畝
列をなす小さな緑
見る間に伸びるその緑
やがて緑は
人参の葉となり
牛蒡 ほうれん草 大根の葉へと

 

新年になった
が 二人の姿が畑にない
畑は冬枯れの土塊

渡部栄太――みずいろの獣

 

みずいろの空があるのにみずいろの獣はいない。ちがうところにいるから、うわさにも聞き及ばない。空。一刻ずつ眩くも昏くもなる、か細い連続体。その拡散と浸透をさえぎる、灰色の坂と海鳥の港。背後にそびえる、稜線の若木たちが見下ろす錆びた舗道を、小旗のように腕をひろげ、ひるがえし、ぎしぎし歩いていく。胸元に潮風が吹きこんで、子犬ほどの生き物の毛並みを、体熱を抱きしめている、そういう瞬間があって、そのときあらゆるものの気配は太陽となり、銀色の針となって心臓に刺さる。漏斗のように細かい穴を空けて、光は屈折し、虹を放つ。みずいろの爪が臓器に牙を立てる。綿菓子のように引き裂かれ、天花粉のように舞い上がる。灰色の海は沸騰し、海鳥の糞とおなじ色の清潔な波濤が怒張する。ひとつながりに、ひろびろと横臥し、舗道を白ませ、若木たちを潮気に酔わせる。それらを見下ろす。連続体とおなじところから。野蛮なところは、すこしもない。

日本現代詩人会刊行本


  • 日本現代詩人会/七〇周年記念アンソロジー

  • 国際交流ゼミナール

  • 2019現代詩

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